僕たちの共通の趣味の一つは、バイク(モーターサイクル)です。「子供でもできたら一緒には乗れないねぇ」という意見で一致。「もしかしたら、最初で最後の長距離ツーリング?」と言うことで、あこがれの信州にはるばると行って来ました。
◆1日目:福岡→小倉日明 (東京行きフェリー乗船)
夕方福岡を出て高速で小倉へ。紀子は初めてのバイクでのフェリー乗船で大キンチョウ。
◆2日目:台風の影響で大揺れのフェリー船内
去っていった台風の影響でフェリーは風に吹かれる木の葉状態。客室ではほとんどの人が寝たきり状態。「こんな大きな船でもこんなに揺れるのねぇ!?」とびっくりでした。
◆3日目:東京晴海→甲州街道→相模湖→富士五湖巡り→富士吉田「ペンション諏訪の森」泊
東京に着く頃には揺れも収まり、いよいよ上陸。ベイブリッジを渡り首都高を通って甲州街道へ。相模湖から道志方面を経由して富士山の麓へ出る。夏休みということで車が多い。富士五湖を巡り、今日の宿泊地富士吉田の「ペンション諏訪の森」へ。森の中にある洒落たペンションで、食事もおいしかった。このペンションにはスケートの橋本聖子選手がよく来るらしい。
◆4日目:→甲府→清里→八ヶ岳横断道路→茅野→麦草峠→佐久→小諸「つたや旅館」泊
朝は早起きしてペンション近くの森や諏訪の森公園の散策。今日はひたすら北上して八ヶ岳を回り小諸への行程。前半戦はひたすら暑さと渋滞との戦いだったが、八ヶ岳の鉢巻道路は最高だった。
小諸でお世話になった「つたや旅館」はとっても歴史のある旅館で(創業明暦三年だそうです)、優しいおじさんとおばさんが切り盛りしている。今日からここに4連泊してここを拠点に信州をあちらこちらと回る予定。食事もおいしく(毎日野沢菜が出てきて野沢菜のファンになってしまった)家庭的でとっても落ち着くことができた。
◆5日目:電車で軽井沢観光
つたや旅館に荷物もバイクも預かってもらって、電車で軽井沢へ。貸し自転車であっちをうろうろ、こっちをうろうろ。
◆6日目:小諸→立科→白樺湖→ビーナスライン→美ヶ原→松本→三才山トンネル→小諸
今年は下界は酷暑だが小諸はとっても涼しい。そしてビーナスラインや美ヶ原ではもう秋の足音が。でも、快適な高原ツーリングの途中松本へ降りるとそこはやっぱり酷暑(もっと下界はもっともっと酷暑なんだろうけど・・・)。
◆7日目:小諸→浅間山鬼押出→草津温泉→白根山→志賀高原→菅平→地蔵峠→小諸
今日は北の方へツーリング。浅間山の鬼押出では浅間火山博物館の横にある「浅間記念館」を見学。昔の浅間レースの記念に建てられたらしく、古いモーターサイクルがたくさん展示してある。草津温泉では温泉饅頭に舌鼓。白根山や志賀高原の素晴らしい景色に感激。
菅平は二人とも昔別々に来たことがある。僕は大学の施設があり学生の頃そこに泊まったことがある。紀子は高校のスキー旅行でここに来たらしい。じゃあということで立ち寄ってみた。
◆8日目:小諸→和田峠→諏訪湖→岡谷IC→中央名神高速→西宮IC→六甲アイランド(フェリー乗船)
いよいよ今日で信州にはお別れ。つたや旅館にもお別れ。朝、おじさんとおばさんの見送りを受け、出発。久しぶりに荷物満載でのツーリング。今日はひたすら我慢の高速道路ツーリング。名神高速での大渋滞にはいくらバイクでもへとへと。おまけに高速に乗るときと、神戸で高速から降りるときには土砂降りの通り雨。
でも、無事に神戸の六甲アイランドフェリーターミナルに着いたときには二人とも満足感でいっぱい。
◆9日目:新門司フェリーターミナル→福岡
朝、懐かしの九州到着。お馴染みの道を通り自宅へ帰着。
無事に終わるかドキドキの九日間でしたが、事故もトラブルも全くなく、とっても大満足で帰ってくることができました。二人でのこんな長いツーリングにはもうしばらく行けないでしょうが、子供が大きくなってまた二人きりの時間ができたら、もう一度行けたらなと思います。
東京晴海に上陸
ペンション「諏訪の森」近くを朝の散歩
「つたや旅館」前にておばちゃんと
軽井沢でサイクリング
ビーナスライン−美ヶ原
ひたすら我慢の中央高速
福岡の西辻さんち